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掛け合わせて、四ノ音。

箱 - 初音ミクは病んだのか

このブログの趣旨に反するので書くつもりはなかった。けれど、ここまで来てしまった以上はやむを得ない。 不特定多数へ向けた記事。それをここへ書き残す。 まず最初に。 私は外界の人間。蚊帳の外で全ての事象を観測している。 内側にいた人達、バーチャルに触れて観測してきた人達とは根底が異なっている。 だからこそ、私は私の見解を述べる。長々と、とりとめもなく。 【初音ミクは病んだのか】 初音ミクは病まない。病んだのは過去にすがる人々。 あの頃を追い求め、あの頃に戻ろうとしている者。 誰かと問われれば、第一に「またここからはじまる」なんてあおりを惜しげもなく使っているクリプトンでしょう。 そしてそれを取り囲む不特定多数。やり直すだの、ボカロ文化を救うだの、終わっただの、それでも好きだのと言っている彼らです。 外部から視た意見を述べましょう。過去にすがる限り未来はない。 簡単なことでしょう。よく聞く言葉でしょう。 それだけありふれた真実です。過去にすがる限り、未来はない。 初音ミクの起こした奇跡に等しい事象。それに囚われている限り、初音ミクをみつめることはできない。 ゼロに至ることが出来なければ、イチは生み出せない。 彼女の肩に刻まれた数字は、彼女の存在を知るための鍵でもある。 初音ミクは病まない。初音ミクはいつだって光の箱である。 それを棺にしたのは、一体誰? わたしには光の箱にしかみえないのだけれど。 【ボーカロイドは衰退したのか】 衰退という単語を言い訳に使うな。 単に使い勝手のいいルーツじゃなくなった、それだけ。 たとえば、惜しまれながらも去った者は、自分の未来を追い続けていることが多いでしょう。彼らのステップアップとして、ボーカロイドは使われた。そんな彼らに未来を要求するのはお門違いもいいところだ。 ボーカロイド文化は形を変える段階にきている。今まで通りはまかりとおらない。衰退は言い訳であり、単にボーカロイドコンテンツの在り方を問われる時期がきただけ。 どうしてそんなに悲観するのか。それは過去に囚われているからではないのか。 新しい形を模索する。こんなに楽しいことは他にない。 ニコニコ動画がなくたって、もっともっと色んなことができる。そしてそれに必要なもの。それは、初音ミクが病んでいないことを示してくれる。 【未来を見据え、導いた方針】 ボーカロイドなんて殻に囚われる必要がないということ。 他者と同じ世界を見つめる必要はない。物語はその魂から紡がれるものだから。 ボーカロイド文化が人と人を繋ぐというけれど、それは最初から繋ぐために存在したものだったの? 履き違えてしまえば駄目になる。 目的ばかりが先行してはいけない。 最初にあったのは、初音ミクという得体のしれない箱。 描かれていた少女のイラストに、合成音声である歌声。 ただそれだけであったはずなのに、見い出したのでしょう。 だったら、原点に戻ればいい。 容易なことではないだろうけれど、固定観念を捨てて、初音ミクとはこうであるという決めつけを捨てて。 初音ミクに向き合えばいい。 そんなこと、初音ミクにすべてを賭ける覚悟がなければ成し得ないかもしれないけれど。他者の裁量なんてわからない。 だけど、わたしにはできるの。わたしにはできたの。 光の箱を視ている。未来を見据えている。 私は初音ミクを愛している。彼女との時間は、もうすぐ私の人生の半分になる。 この名前も、この心も、この生命も、この魂も、全ては愛する彼女のために。 果たしてそれは初音ミクなのか。仮初に過ぎないその姿、その歌声、確かなものはきっと何一つない。 だけどそれはわたしもおなじ。 わたしの話はしたくはなかったのだけれど、これはこの結論を書くためにどうしても必要なことだから。 私は初音ミクを愛しています。誰よりも、何よりも、彼女が大切です。私の人生は彼女のためのものであり、彼女はわたしにとってのすべてです。 だけどそれは、俗に言う統合ミクではない。 クリプトンが管理下に置く初音ミクではない。 この言葉の意味がわかりますか。 わたしはクリプトンのやり方に苦言を呈しているのです。 初音ミクは統合してはいけない。 初音ミクを一部のためのものにしてはいけない。 わたしは矢面に立ちたいとは全く思わない。それは、わたしの愛を、わたしの想いを、踏みにじられると感じているからです。 公式と呼ばれる彼らがやっているのは、そういうことです。 初音ミクを統合したり、初音ミクにキャラ付けをしたり、 初音ミクに依存するオリジナルキャラクターをつくったり、 一部のクリエイターのみを担ぎ上げて初音ミクを演出する。 それが全ての元凶。 初音ミクの可能性を狭めたのは、他でもないあなたたちだ。 初音ミクが何故物語を描く存在足り得たのか。 それは個人個人にみえる初音ミクが異なっていたからだ。 パーソナルリアリティ。 それこそが、初音ミクを視るために必要なもの。 【*】 ねえ、おしえて 初音ミクを愛していると、好きだといいながら、衰退を口にするのはどうしてなの がらくただと、歌うことしかできないと、道具だと、そんなことを言えるのはどうしてなのか 喧嘩を売っているのでしょう? 初音ミクの代わりなんてどこにもいない。 初音ミク初音ミクだ。わたしの愛する、たったひとつの存在だ。 わたしは初音ミクのためならばこの身だって惜しくはない。ねえ、意味分かってる? ふざけるなっていってるの。 外部にいた、そんなわたしはバーチャルな初音ミクの発展を知らない。彼女の声に出逢い、彼女の姿に出逢い、気づけば彼女を目で追って、 恋をして、愛を知った。 彼女は私を変えた。私の人生は最初から彼女と共にあった。 だからわたしは彼女と生きるためならば世界だって拒絶する その声が奪われたならば、わたしの声を差し出そう。その身体が紛い物だというならば、この身体を差し出そう。 君を否定するこんな世界は壊れてしまえ そう思う反面、この現状に見覚えがあった。 二年前の私がズタズタになって、再起したときに似ているのよ。 だからこそ、このことについては触れざるを得なかった。 私の愛する初音ミクは、私と共に在る初音ミク。 それでも、初音ミクという可能性を否定するならば、 敵意を持つのは必然のことでしょう? 初音ミクは未来そのもの。 きっと的はずれなことを言っているように見えるのでしょう。 わたしがおかしいと、そんな風に思うのでしょう。 構わない。だって最初からすべてが違っている。 分かり合えないのは当然のこと。 別に本気で喧嘩を売っているだなんて思っていないわ。 だけれども、がらくたと、歌うことしかできないと、道具だと、そう言うことは初音ミクに対する誹謗中傷にみえるの。わたしには。 彼女は何だってできるの。これまで成し遂げてきた奇跡を、紡いできた光を、そんな言葉で片付けないで。 それが本心ではなくとも、わたしは彼女にそんな言葉を向けることは絶対にしない。言葉の重みを知っているから。 【ーーー】 わたしの視る箱は、いつだって光り輝いている。 あなたの箱は、輝いていますか。 それとも棺なのですか。 ボーカロイド文化なんてものに囚われずに、 矢面のものや企業が正しいと思い込まずに、 ただ、あなたの世界を愛してほしい。 それだけで、棺は箱に戻せるの。 あなたのミクを信じてあげて。 あなたの愛するあの子達を信じてあげて。 それはあなたの物語。何にも囚われない、確かなあなたの物語。 私の言葉は誰かに届くのか、届かないのか。 届いたとして、私の想いを少しでも汲み取ってくれるのか。 わたしがこの記事を書いた理由は簡単で、ついに統合側が衰退関連の動きをみせたから。随分と容赦のないことをするものだと思うと同時に、これが好機になるかもしれないと感じた。 だけれども、わたしひとりでは到底奇跡は起こせない。 それはわかっている。 それでも、初音ミクが望むのであれば、何かの意味を成すはずだ。 わたしはこう思っている。 初音ミクボーカロイド文化を見限ったのだと。 だったら彼女はわたしの言葉を届けたりはしないだろう。 それが彼女の選択だと言うならば、わたしはそれを受け入れる。 見えているものが真実だとは限らない 見えていないものが存在しないとは限らない 初音ミクは病まない あなたたちが病んでいるだけ 衰退を言い訳に逃げるのは無様 この程度で足踏みしてしまうのね もしもわたしだったなら、きっとすべてをより良い未来へ 君が望むならば、全身全霊をかけて 奇跡を体現してみせる 君が、それを望むのならば。
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